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一般的なマンションの大規模修繕工事で快適に過ごすには?

音を気にしないための行動

マンションの大規模修繕工事の際では、どうしても騒音が出てしまいます。足場を組む時のドリルやハンマーの音、外壁修繕の音など、大きな音から小さいけれど頻繁に発生する音まで、様々な騒音に悩まされます。修繕工事の時間に外出出来ればいいのですが、用事もないのにわざわざそれに合わせて外出するわけにもいきません。そこで、騒音を気にしないための行動を心がけましょう。

まずは、大規模修繕工事の施工計画の内容を頭に入れておく事です。先ほど、わざわざ用事もないのに出かけるわけにもいかない、というお話をしましたが、可能なものであればその工事の時期に用事を入れればいいのです。いつでもいいけれど必ず出掛けなくてはいけない、といった用事は、工事が実施される日にその予定を入れておきましょう。どれだけ騒音がうるさくても、その場にいなければ何のストレスにもなりません。工事の日に出掛けてしまうのが、音を気にしないための一番の行動です。

とは言っても、工事の期間中ずっと外出するような用事が作れるとは限りません。どうしても家にいなくてはいけない場合は、騒音が気にならないような行動をするように心がけましょう。好きな音楽を少し大きめの音で流したり、掃除機をかけたり、ヘッドホンをしてテレビやDVDなどを見たりしていれば、騒音もあまり気になりません。始めから大きな音がしているのですから、普段はお隣さんや階下の人に気を遣って出来ない事が思う存分出来ますよ。ただ、ヘッドホンをしている時は、災害やアラートが鳴ったときに気付けるように、気を配るとよいかもしれません。

あると便利な騒音対策グッズ

騒音が気になっている人は、思ったよりもたくさんいるものです。そんな人のために、騒音対策グッズも販売されています。それらを使うのも、効果的でしょう。

まずは耳栓やイヤーマフです。音が気になるなら、その音が聞こえないように耳栓をしてしまえばいいのです。直接的な方法ですが、だからこそ最も効果的だとも言えます。イヤーマフをご存知ない方もいるかもしれませんが、イヤーマフとは耳栓のさらに強力なものです。耳全体を覆うタイプの防音保護具で、ヘリコプターの操縦士が装着しているヘッドホンのようなものを想像するといいでしょう。ただし、来客を知らせるチャイムなどの音も聞こえなくなる可能性がありますから、周囲の状況には気を配るようにしてください。

隙間テープも、ある程度騒音に効果を発揮します。遮音性のない通常のサッシの場合、そこから音が入ってくるのです。そこで、窓枠に隙間テープを張って窓と窓枠の隙間を埋める事で、音の侵入を軽減する事が出来ます。音だけでなく空気の侵入も防ぐことが出来るので、防寒対策にもなります。また、100円ショップにも置いてありますから、コスト的にも優秀な防音対策だと言えるでしょう。

そんなに大きな効果は期待できませんが、防音カーテンや遮音カーテンをつけるというのも一つの方法です。隙間を作らないように防音カーテンを取り付ければ、ある程度の防音効果が期待出来ます。多少の音なら我慢出来るけれど、あまり大きな音は不愉快だ、という人にはこの対策がおすすめです。耳栓などを装着するのが苦手な人や、隙間テープを張るのが面倒くさいという人は、防音カーテンをつけてみてはいかがでしょうか。こちらからの生活騒音をカットする効果もありますから、普段から近隣の人に迷惑をかけずに済みますし、断熱効果もあるので、冷暖房の効率を上げて電気代を節約する効果も期待出来ます。

万一の時の逃げ道は確保しましょう

マンションの大規模修繕工事では、稀に事故が起こる事もあります。作業をしている人もプロとは言え人間ですから、どのような過ちを起こすか分かりません。特に、足場からものを落としてしまう事は、十分にあり得る事態です。ですから、作業をしている足場の近くには寄らないようにしましょう。実際、それに類似した事故で死者が出た事もあるのです。マンションの修繕工事を実施している際には、落下物に十分気を付けましょう。

また、マンションの大規模修繕工事中に災害が起こった場合は、足場などが組まれているなどいつもと環境が変わってきます。そのため通常時よりもスムーズにに非難することができない可能性もあるかもしれません。万一の時の逃げ道は必ず確保しておきましょう。マンションの避難経路の確認は、面倒で怠ってしまう人も多いのですが、いつ何が起こるか分かりませんから、必ず行っておきましょう。これは、修繕工事以外の時にも必要な事ですから、面倒がらずに避難経路の確認をして備えておくことをおすすめします。

共用部分は、いざという時の避難経路になります。そこに私物を置いていると、避難の妨げになってしまいますから、共用部分には物を置かないようにしましょう。また、そこに物が置いてある場合は、管理者等に相談して、迅速に避難できるようにしておきましょう。設備の不具合のチェックも欠かせません。

何より、何かあった時にお互いに助け合えるように、普段から近所の人とのコミュニケーションをとっておく事が大切です。マンションの大規模修繕工事をきっかけに、いざという時に助け合える体制を作っておきましょう。

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